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在庫状態 : 売り切れ |
打 刀:無銘(宇多) | 表 銘:なし | 裏 銘:なし | 時 代:室町末期 |
刃 長:61、8cm | 反 り:2、2cm | 目釘穴:1個 |
元 幅:約2、95cm | 元 重:約0、7cm | |
登 録:山口第31682号 |
脇 差:無銘(金剛兵衛) | 表 銘:なし | 裏 銘:なし | 時 代:室町後期頃 |
刃 長:45、3cm | 反 り:0、9cm | 目釘穴:1個 |
元 幅:約2、58cm | 元 重:約0、49cm | |
登 録:山口第31681号 |
□解説
徳山毛利藩主から現下松市の庄屋へ拝領されたと伝わる大小一腰である。大刀は無銘ながら室町期の
宇多に極められていて身幅、重ね共にしっかりとして先反りでいかにも末物の姿、健全で生ぶであり
板目肌に小のたれに小互の目交じり小沸出来。鎬地は所々流れ心あり。茎の錆色も申し分ない。
脇差は無銘ながら室町期の金剛兵衛に極められていて身幅、重ね共に尋常で反り浅く健全であるが刷り上げ。
板目肌で所々流れ気味で中直刃、帽子小丸。茎の錆色も申し分ない。
拵えは鞘に時代なりの痛みが少しばかり見受けられるが柄の鮫革や金具類はいずれも上質で申し分ないと
思われる。鍔は南蛮で縁頭は馬の図で縁には柳川直時の花押も見られ目貫は龍で金色絵。
特筆すべきは脇後藤と思われる小刀の小柄袋には金を笄には銀をふんだんに使いとてもボリューム感がある。
研ぎ及び工作は人間国宝の小野光啓工房で行われていてまた歴史的にみても非常に価値があると思われ
ぜひ大切にご愛蔵頂きたい大小一腰也。
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