販売価格(税込) | ¥400,000 |
在庫状態 : 在庫有り |
表 銘:村山国次 | 裏 銘:なし | 時 代:昭和前期 |
刃 長:63、6cm | 反 り:1、3cm | 目釘穴:1個 |
元 幅:約3、10cm | 元 重:約0、75cm | |
登 録:熊本第44883号 |
□解説
村山国次銘海軍士官軍刀拵え入り刀
村山国次刀匠は濃州関の陸軍受命刀工で入選指定刀匠であるが本作は海軍刀として製作している。仔細に見ると鞘擦れやヒケ、前回の研ぎの際に取れ切れなかった錆後などが見受けられるが、研ぎ自体はさほど古くはないと見え、身幅・重ね共にしっかりとしてよく詰んだ小板目の地肌に匂い口揃った三本杉風の互の目の刃紋で、帽子は大丸風に返りさすがは良工の作である。現状で鑑賞は十分に楽しめ手をかけるまでの必要はないと思われる。特筆すべきは昭和13年制定の初期型の海軍軍刀に収められていて、上質な大粒の鮫皮の鞘に駐爪式で駐爪はもちろん作動する。程度のいい刀緒も付属して金具類は時代のいい色合いで風格があり鍔、切羽は全て番号が揃い全体的にへこみや痛みなどは見受けられず、素晴らしい状態であると言えると思われる。内外共に魅力に溢れ申し分なく現存数少ない海軍刀の中でも特にレアな初期型でありこの機会にぜひ入手して頂きたい海軍初期型軍刀也。
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