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表 銘:皇紀二千六百二年仲冬1786 | 裏 銘:祐弘作 | 時 代:昭和前期 |
刃 長:65、0cm | 反 り:1、1cm | 目釘穴:2個 |
元 幅:約3、18cm | 元 重:約0、78cm | |
登 録:山口第28288号 |
□解説
祐弘作銘皇紀二千六百二年仲冬1786陸軍士官三式軍刀拵え入り刀
富田祐弘刀匠は戦時中に貴品上位最上大業検査役格に列する大名工で、本作は昭和17年に製作された本鍛えの軍刀身である。身幅・重ね共に豪快にしっかりとして先幅も約2,5㎝と幅広く重量感のある実戦刀の体配。かなりの古研ぎで生刃が残るもののヒケや薄錆が所々見受けられるが、よく詰んだ小板目の地肌に匂い口深く所々沸も交る互の目の刃紋で、帽子はやや乱れ小丸に返る。所々刀身の表面に薄錆、ヒケがあるものの現状でも十分鑑賞は楽しめると思われる。陸軍三式軍刀拵えは鞘は木製で経年なりの小傷や錆などはあるものの、目立つ傷やへこみ等は無く防塵切羽が付属していて駐爪は完全作動する。当時のオリジナルの鉄目釘が付属するが経年の為ネジ山にやや難あり。現状かろうじて留まっているが外れる可能性があり、柄の分解と組み立てにはややコツを要す。房糸にやや切れがあるものの程度のいい尉官刀緒も付属していて全て当時の状態を残し非常に好ましい。内外共に魅力に溢れぜひ入手して頂きたい陸軍三式軍刀也。
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