販売価格(税込) | ¥0 |
在庫状態 : 売り切れ |
表 銘:– | 裏 銘:– | 時 代:室町後期頃 |
刃 長:45、7㎝ | 反 り:1、5㎝ | 目釘穴:3個 |
元 幅:約2、55cm | 元 鎬 重:約0、50cm | |
登 録:山口第35555号 |
□解説
無銘白鞘入り菖蒲造り脇差 時代室町後期頃
室町後期頃に製作されたと思われる大摺り上げ、無銘で身幅重ね共に尋常で、元々は大脇差と思われ大摺り上げして江戸期の脇差の定寸にしたと思われる。室町期に流行した菖蒲造りであり反り姿よくまことに古雅で優美な姿である。古研ぎながら地刃はしっかりと見え、仔細に見ると僅かなヒケ、刃先に僅かな薄錆や僅かに錆後が見られるが、手をかけるまでの必要は無いと思われる。刃紋は匂い口深く変化に富んだ互の目で、地肌はよく詰んだ板目肌で、帽子はやや乱れこんで返る。鍛え割れ1カ所と小さな鍛え疵が何カ所か見受けられるが鑑賞の邪魔をする程ではないと思われる。また白鞘の柄の鳩目が欠損するが実用上は何ら問題ない。ぜひお勧めの菖蒲造り脇差也。
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