販売価格(税込) | ¥550,000 |
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□解説 木村兼重造應南雲糸友一需鍛之銘 白鞘入り刀 木村兼重刀匠の御家は代々相良藩にてお抱え刀工を務めた由緒ある名門の家で昭和十七年に栗原昭秀に入門。戦時中は軍刀を鍛えられて、良く斬れると評判になり、当時の刀匠位列では大業物として認められ名を高めました。そしてご存じご子息は赤松太郎兼嗣、兼照、兼裕である。本作は二尺四寸超えの長寸で先幅約2、45cm、先重0、52cmと身幅、重ね共に豪快に広く厚い。古研ぎで僅かに擦れ、ひけ、鞘擦れに物打ちのやや上の刃が引っかけた感あるがさほど目立たず、錆に刃こぼれは見受けられず、地刃の鑑賞は十分に出来て手をかけるほどの必要はないと思われる。刃紋は互の目に丁子が見事に入り地は良く詰んだ精美な板目肌に杢交る。帽子は乱れ込み返り働きは見事。僅かに小傷に荒れた部分あるものの、大きな疵、欠点は見受けられない。鑑賞刀としてはもちろん拵えを仕立てれば、高級居合刀としても良いと思われる。まさに用と美を兼ね備えた木村兼重刀匠の傑作豪刀也。 お客様のPCの環境により画像の色具合などが実物と異なる場合がございます。 |
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